［お偲び］ 三好俊吉 氏（日本鋼管株式会社［現 JFEスチール株式会社］元社長）

備考：葬儀は近親者で施行。
1951年、東大第一工学部冶金学科卒業後、日本鋼管入社。82年取締役、85年常務、88年専務、90年副社長を経て、92年6月から97年まで社長を務めた。同年に会長となり、在任中の2001年にＮＫＫ（日本鋼管）と川崎製鉄（現JFEスチール）が経営統合に合意。02年設立のJFEホールディングスで相談役に就いた。97年から01年まで日経連副会長も務めた。明朗。気負い、てらいとは無縁の穏やかで率直な性格の人だった。ＮＫＫ入社後は、主に製鋼技術畑を歩み、中央研究所長、福山製鉄所長、新材料事業部長などを歴任。92年6月、山城彬成社長の後任として、ＮＫＫ初の技術系社長に就任。鉄鋼事業を中心とした既存事業の再構築、新規事業の整備、強化、技術陣の活性化などに注力した。大のテニス好きでゴルフも楽しむスポーツマンでもあった。