[おくやみ]大沼保昭 氏(国際法学者、東京大学 名誉教授)72歳 2018年10月16日逝去

[お偲び] 大沼保昭 氏(国際法学者、東京大学 名誉教授)

大沼保昭(おおぬま・やすあき)氏
命日: 2018年10月16日 6時43分
(東京都内の病院で)
年齢: 72歳
出身: 山形県山形市
肩書: 国際法学者、東京大学 名誉教授
備考:葬儀は近親者で施行。
東大法学部在学中、全共闘運動やベトナム反戦運動に影響を受け、在日韓国・朝鮮人の指紋押捺撤廃やサハリン残留朝鮮人の帰還などの運動に参加した。95年に設立された「女性のためのアジア平和国民基金」(アジア女性基金)の理事として、元日本軍慰安婦への「償い事業」に取り組んだ。東大大学院教授を09年に退職し、16年まで明治大特任教授。国際法を専攻し「国際条約集」の編集代表も務めた。経済摩擦についての論文で87年に石橋湛山賞。戦争責任などの研究で17年に内海愛子、田中宏の両氏とともに日本平和学会平和賞を受賞した。安倍晋三首相が15年に戦後70年の談話を出した際には、国際政治学者ら70人余の発起人代表として声明をまとめ、「日本の戦争は違法な侵略戦争だったと明確にすべきだ」と訴えた。著書に「東京裁判、戦争責任、戦後責任」など。
しのぶ会:
2019年2月21日
如水会館 スターホール
参照:
・ 国際法学者の大沼保昭さんが死去 戦争責任などを研究
・ 大沼保昭氏が死去 東京大名誉教授
・ 故大沼保昭氏を偲ぶ会 東京大名誉教授
・ 故大沼保昭氏(東京大名誉教授・国際法、大沼みずほ参院議員の実父)をしのぶ会

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