[お偲び] 市野弘之 氏(陶芸家) |
市野弘之(いちの・ひろゆき)氏 | |
命日: |
2016年2月9日 11時32分 (兵庫県篠山市の病院で) |
年齢: | 92歳 |
出身: | 兵庫県 |
肩書: | 陶芸家 |
葬儀: | 2016年2月11日 |
会場: |
メモリアルハウスけやきの森
兵庫県三田市けやき台1丁目4−2 |
備考:丹波焼窯元の三男として生まれ、復員後、21歳で家業の窯元で作陶に入った。古丹波に美を見出した「民藝運動」の創始者、柳宗悦や、イギリス人の陶芸家、バーナード・リーチとの交流を深める中で、丹波焼の伝統を見直し、迫力に満ちた大皿の制作や、さまざまな色彩の釉薬を掛け分けて模様をあらわす装飾技法などに取り組んだ。1958年、ベルギーのブリュッセルで開かれた万国博覧会でグランプリに輝き、その翌年に県文化賞を受賞。62年、県工芸美術作家協会を設立、代表などを務めた。65年には丹波焼の中堅陶工による「グループ彩炎」を結成するなど、現代丹波焼の著名作家として、制作以外の仕事にも奔走した。87年には文部省地域文化功労賞を受けるなど受賞多数。 | |
参照:
・ 市野弘之氏訃報 ・ 市野弘之氏死去 丹波焼陶芸家 |