[おくやみ]池内紀 氏(ドイツ文学者)78歳 2019年8月30日逝去

[お偲び] 池内紀 氏(ドイツ文学者)

池内紀(いけうち・おさむ)氏
命日: 2019年8月30日
年齢: 78歳
出身: 兵庫県姫路市
肩書: ドイツ文学者
備考:葬儀は近親者で施行。
東京外国語大学を卒業し、東京大大学院を修了。東京大教授などを歴任し、55歳で文筆業に専念した。多くのドイツ語小説を翻訳し「諷刺の文学」「ウィーンの世紀末」など幅広い著作も残した。1994年に「海山のあいだ」で講談社エッセイ賞を、2000年にはゲーテ「ファウスト」の翻訳で毎日出版文化賞を受賞するなどした。主な訳書に、00~02年の「カフカ小説全集」(全6巻、日本翻訳文化賞)、イマヌエル・カントの「永遠平和のために」など。このほか、02年に評伝「ゲーテさんこんばんは」で桑原武夫学芸賞、13年「恩地孝四郎 一つの伝記」で読売文学賞。宇宙物理学者で総合研究大学院大名誉教授の池内了(さとる)さんは弟。イスラム政治思想の専門家で東京大先端科学技術研究センター教授の恵(さとし)さんは息子。
参照:
・ 池内紀さんが死去 独文学者
・ ドイツ文学者・池内紀さん死去 エッセーでも人気博す
・ 池内紀さん死去=エッセーも人気、ドイツ文学者

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