[お偲び] 石坂公成 氏(山形大学 特別招聘教授、ラホイヤアレルギー免疫研究所 名誉所長) |
石坂公成(いしざか・きみしげ)氏 | |
命日: |
2018年7月6日 7時58分 (山形県山形市の病院で) |
年齢: | 92歳 |
出身: | 東京都 |
肩書: | 山形大学 特別招聘教授、ラホイヤアレルギー免疫研究所 名誉所長 |
葬儀: | 2018年7月10日 |
会場: |
セレモニーホール山形
山形県山形市鉄砲町2丁目21−25 |
備考:1948年に東京大医学部を卒業後、国立予防衛生研究所などを経て渡米。小児ぜんそく研究所(米コロラド州)免疫部長、ジョンズ・ホプキンズ大免疫学部長などを歴任した。66年、アレルギーの原因となる抗体を発見、同定し免疫グロブリンE(IgE)と命名した。アレルギー反応の正体が、免疫の過剰反応であることを示し、IgEが引き起こすさまざまなアレルギー症状の全容を細胞や分子レベルで明らかにした。共同研究者の照子夫人と72年にパサノ賞、73年にガードナー国際賞を受賞し、ノーベル賞候補といわれた。74年に文化勲章、日本学士院恩賜賞2000年には日本国際賞を受賞した。多くの免疫学者を育てたことでも知られ、関節リウマチの治療薬を開発した岸本忠三・大阪大元学長らが教え子だった。 | |
参照:
・ 石坂公成氏が死去 アレルギー物質IgEを発見 ・ 石坂公成さんが死去 アレルギー発症の仕組み解明 ・ 石坂公成氏死去=「免疫グロブリンE」発見 |