[おくやみ]藤田三四郎 氏(国立ハンセン病療養所栗生楽泉園 入所者自治会長)94歳 2020年3月15日逝去

[お偲び] 藤田三四郎 氏(国立ハンセン病療養所栗生楽泉園 入所者自治会長)

藤田三四郎(ふじた・さんしろう)氏
命日: 2020年3月15日 0時20分
(栗生楽泉園で)
年齢: 94歳
出身: 茨城県
肩書: 国立ハンセン病療養所栗生楽泉園 入所者自治会長
備考:後日、お別れの会を開く。
戦争末期の1945年7月、栗生楽泉園(群馬県草津町)に入園。77~90年と97年から自治会長に就き、入所者の療養生活の向上に尽力した。「らい予防法」が廃止された96年以降は、隔離政策の非人道性を訴えるとともに、人権回復のための講演活動に全力をあげた。療養所を訪れる学生らとの交流は広く、多くの人に「じっちゃん」と慕われていた。隔離された自身の体験や詩や歌、交流の記録をまとめた詩文集「白樺のうた」など多数の書籍を残した。2019年11月、自ら提案したハンセン病の差別と偏見の歴史を刻んだ石碑「人権の碑」が同園に建立された。
参照:
・ 藤田三四郎氏が死去 栗生楽泉園入所者自治会長
・ ハンセン病の回復者で語り部、藤田三四郎さん死去
・ 藤田三四郎氏死去 栗生楽泉園入所者自治会長

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