[お偲び] 西尾勝 氏(東京大学 名誉教授)

西尾勝(にしお・まさる)
命日: 2022年3月22日 9時
年齢: 83歳
出身: 東京都
肩書: 東京大学 名誉教授
備考:葬儀は近親者で施行。
東大法卒。専門は行政学で、1974年に東大教授となり、92~94年法学部長を務め、その後国際基督教大教授などに就いた。教え子から知事や官僚など地方自治の要となる人材が多数輩出した。95年に発足した政府の地方分権推進委員会委員に就任。国と自治体の関係を「上下・主従」から「対等・協力」に改めるよう求め、国の仕事を地方に処理させる「機関委任事務」の全廃に関わった。地制調の副会長だった2002年11月、「平成の大合併」後の自治体の在り方に関する「西尾私案」を公表。一定の規模に満たない市町村は、権限を縮小したり他団体への編入を検討したりするなど合併を強力に誘導するもので、町村の反発で実施には至らなかったが、合併論議に一石を投じた。11年には首相の諮問機関である第30次地方制度調査会の会長となり、政令指定都市など大都市制度の改革案を答申した。14年4月から17年3月まで、マイナンバー制度関連のシステムなどを管理する「地方公共団体情報システム機構」の理事長を務めた。16年に障害が多発した問題では責任を取り、報酬を一部返納した。学者や経済人らで作る「新しい日本をつくる国民会議」(21世紀臨調)共同代表も務めた。日本行政学会理事長、日本自治学会会長のほか、東京市政調査会とその後身の後藤・安田記念東京都市研究所の理事長などを歴任。地元の東京都武蔵野市政にも長年にわたって助言し、市民が亜細亜大学や東京女子大学など周辺大学の授業を受講できる武蔵野地域自由大学の学長を務めた。日本学士院会員。著書に「行政学」「未完の分権改革」「権力と参加」「地方分権改革」「自治・分権再考」など。
お別れの会:
2023年3月4日
ルポール麹町「ロイヤルクリスタル」
参照:
・ 西尾勝氏が死去 東京大名誉教授
・ 西尾勝さん死去 行政学者、東京大学名誉教授 地方分権に尽力
・ 地方分権の西尾勝氏死去 83歳、地制調会長など歴任
・ 故西尾勝氏(東京大学名誉教授)のお別れの会
・ 故西尾勝氏(東京大名誉教授)のお別れの会

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