[お偲び] 車谷長吉 氏(作家)

車谷長吉(くるまたに・ちょうきつ)
生誕: 1945年7月1日
命日: 2015年5月17日 8時47分
(東京都文京区の病院で)
年齢: 69歳
出身: 兵庫県姫路市
肩書: 作家
備考:葬儀は故人の遺志で執り行われない。本名は車谷嘉彦(くるまたに・よしひこ)。妻は詩人の高橋順子(たかはし・じゅんこ)さん。
慶応大卒業後、広告代理店や出版社に勤めながら私小説を書き続けた。露悪的なまでに身辺をさらけ出し、人間の本性をえぐり出す作風で知られた。30歳から約9年間、料理場の下働きとして関西を転々、1983年に東京へ戻った。1993年に短編集「鹽壺の匙」で三島由紀夫賞、芸術選奨文部大臣新人賞を受賞した。1998年に底辺に住む人々の姿を描いた長編「赤目四十八瀧心中未遂」で直木賞を受賞した。自身を思わせる、東京で身を持ち崩して関西に戻ってきた男の「生の不安」を濃密な文体で描き、高く評価された。同作は伊藤整文学賞にも選ばれたが、伊藤整とは文学観が違うとして受賞を辞退した。同作は2003年に映画化もされた。他の作品に「漂流物」(1997年平林たい子文学賞)、「武蔵丸」(2001年川端康成文学賞)、「忌中」、「金輪際」、「世界一周恐怖航海記」など。2010年に「車谷長吉全集」(全3巻)が出版された。文学賞のあり方などへの歯に衣着せぬ発言でも知られた。
参照: ウィキペディア
・ 直木賞作家の車谷長吉さん死去「赤目四十八瀧心中未遂」
・ 車谷長吉氏が死去 直木賞作家
・ 訃報:車谷長吉さん69歳=直木賞作家

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