瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)氏
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命日:
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2021年11月9日 6時3分 (京都府京都市の病院で)
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年齢:
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99歳 |
出身:
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徳島県徳島市 |
肩書:
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天台宗僧侶、作家 |
葬儀:
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2021年11月13日 |
備考:葬儀は近親者で施行。後日、お別れの会を開く。
北京時代の結婚生活を基とした「女子大生・曲愛玲(チュイアイリン)」で1957年、新潮社同人雑誌賞を受賞。63年に、妻子ある不遇な作家との恋愛を題材とした自伝的小説「夏の終り」で女流文学賞を受けて文学的地位を確立。自我に目覚める戦後の新しい女性の先駆者として幅広い人気を集めた。「かの子撩乱」や「美は乱調にあり」などの伝記小説を次々と発表した。73年に岩手県の中尊寺で得度して法名寂聴を得た。その後、本名も晴美から寂聴に改めた。京都・嵯峨野の寂庵に暮らし、岩手県の天台寺住職も務めた。法話などにも積極的に取り組んだ。「花に問え」「白道」など仏教色の濃い小説も手掛けた。98年に「源氏物語」の現代語訳を達成、全10巻はミリオンセラーとなり、平成の源氏ブームをけん引した。晩年まで創作意欲は衰えず07年、世阿弥を描いた「秘花」を85歳で出版しベストセラーになった。17年に最後の長編「いのち」を刊行。06年、文化勲章受章。
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偲ぶ会:
2021年12月9日
寂庵
主催:寂庵
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参照:
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瀬戸内寂聴さん死去 99歳、文化勲章受章
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【訃報】瀬戸内寂聴さん死去 99歳
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作家の瀬戸内寂聴さん死去 99歳 文化勲章受章
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故瀬戸内寂聴さん(作家・僧侶)を偲ぶ会
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瀬戸内寂聴さんを偲ぶ会 12月9日、京都・寂庵で焼香受け付け
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