［お偲び］ 大島宏彦 氏（中日新聞社 最高顧問、中日ドラゴンズ 元オーナー）

備考：葬儀は近親者で施行。後日、お別れの会を開く。
1957年に中部日本新聞社（現中日新聞社）に入社し、東京支社（現東京本社）経済部記者やワシントン特派員などを経て、87年に社長、97年に会長に就いた。2011年からは最高顧問を務めていた。名古屋経済界の要職にも就き、名古屋商工会議所副会頭を務めた98〜04年には、愛・地球博（愛知万博、05年）の準備に尽力した。95〜00年にはプロ野球中日ドラゴンズオーナー、96〜02年にはナゴヤドームの社長を務め、故・星野仙一さんを監督に招聘しょうへいして、本拠地をナゴヤ球場からナゴヤドーム（現バンテリンドームナゴヤ）に移転。99年のリーグ優勝を支えた。このほか横綱審議委員や共同通信社理事会長、東海テレビ放送代表取締役、東海ラジオ放送代表取締役会長、中部日本放送取締役なども歴任。地域社会、スポーツ、文化、メディアの振興に努めた功績から、07年には旭日大綬章を受章した。