［お偲び］ 小林陽太郎 氏（富士ゼロックス株式会社 元会長）

備考：葬儀は近親者のみで執り行われる。
故小林節太郎元富士写真フイルム（現富士フイルムホールディングス）社長の長男。1956年慶應義塾大学経済学部を卒業、1958年ペンシルベニア大学ウォートンスクール修了後富士写真フイルム（現富士フイルム）に入社、1963年富士ゼロックスに転じ、企画部長、取締役販売本部長などを経て1978年に代表取締役社長に就任（44歳）、1992年代表取締役会長に就任、2004年に取締役会長となり2006年から相談役最高顧問、2009年3月31日付で退任。
海外に豊富な人脈があり、日米財界人会議の議長として活躍。1999年より公益社団法人経済同友会代表幹事、2003年より同終身幹事。外資系企業から初の経済団体トップとして、企業の社会的責任（ＣＳＲ）を提唱した。2002年には世界経済フォーラム（ダボス会議）年次総会の共同議長を務めた。日中両国の新たな関係構築にも尽力。座長を引き受けた「新日中友好２１世紀委員会」は2004年9月、小泉純一郎首相（当時）に靖国神社参拝中止を申し入れた。
2003年から2015年まで、国際社会を担うリーダー養成を目的とした学校法人国際大学の理事長、また、学校法人慶應義塾 理事・評議員、ソニー株式会社取締役、日本電信電話株式会社取締役、キャロウェイ・ゴルフ社などの社外取締役も歴任した。
趣味はゴルフと読書。