［お偲び］ 荒木幹二郎 氏（苗代川薩摩焼 窯元）

備考：通夜、４日17時から親族のみ。18時から一般会葬。葬儀は神式で施行。
１９４６年にハルビン中学校を卒業し同年、母親の故郷の日置市東市来町美山に引き揚げる。１７歳で薩摩焼の修業を始め、４９年に家業の窯元を継ぎ「荒木陶窯」と命名した。４００年以上続く苗代川焼の伝統を守りながら、新しい表現を追求し続けた。ろくろでの制作にこだわった作品は、南日本美術展や鹿児島陶芸展、県美展など数々の公募展で高い評価を受けた。後進の育成にも取り組み、薩摩焼の発展に尽力した。２００６年「現代の名工」卓越技能者厚生労働大臣表彰。０７年伝統工芸士認定、瑞宝単光章受章。１３年南日本文化賞。