[お偲び] 青柳卓雄 氏(日本光電工業株式会社 青柳研究室 室長)

青柳卓雄(あおやぎ・たくお)
命日: 2020年4月18日 18時30分
(東京都内の病院で)
年齢: 84歳
肩書: 日本光電工業株式会社 青柳研究室 室長
備考:葬儀は近親者で施行。
1972年、皮膚の上から血液中の酸素濃度を測定できるパルスオキシメーターの原理を発明。75年に商品化にこぎ着け、入院中などの患者の状態把握に広く使われるようになった。胃カメラと並ぶ日本発の医療技術の代表例として知られた。2002年に紫綬褒章受章。2015年には、米電気電子学会(IEEE)が医療分野の技術革新に贈る賞を日本人で初めて受賞した。パルスオキシメーターは、新型コロナウイルス感染症でも重症化の前兆把握に使われ、厚生労働省が軽症者を収容する宿泊施設などへの配備を求めている。
参照:
・ 青柳卓雄氏が死去 日本光電青柳研究室長
・ パルスオキシメーターを発明、青柳卓雄さん死去
・ 青柳卓雄氏死去 日本光電青柳研究室長

追悼の言葉があります

  1. 青柳卓雄さん、朝日新聞デジタル版などにてご逝去の次第を知りました。ご冥福をお祈りします。長岡高校(3年次同級)、新潟大学工学部電気工学科では、卒年次同じゼミだった佐藤英です。
    卒業年当時は、ようやく接合型トランジスターが発明され、SONYがポケッタブルラデイオの開発・販売を開始された頃で、青柳さんとは半導体材料やパラメーター計測のテーマに取り組みましたね。医療機器の会社に就職されてからは、各種手術などのシステム的監視装置の開発や要素パラメーターの計測装置の開発に取り組んでいると云っていましたね。
    後年、ある会話の中で“測定誤差と一蹴される中に、よく吟味すると、新しいパラメーターの知見が見えてくる場合がよくある”と云っていたことを思い出します。君の科学者・技術者としての問題意識の持ち方の資質の側面をよく表していたと思います。
    昭和天皇ご逝去の往時、アメリカ製のパルスオキシメーターが話題となり、原理発明者が日本人の青柳卓雄氏であることが判明、東大から学会人視野の恥~日本人の名誉のために博士号を受け取ってください、と頼まれ、会社の試験・研究報告書を数編急ぎ取り揃えて提出した、などの裏話を披露してくれましたね。
    国内外の各種褒章に加えて、ノーベル賞へ推薦の動きもあったようですね。ノーベル賞は、死後では対象外となる、長生きせよ、と励ましたものでしたね。でも、パルスオキシメーターの包括的理論は未完である~まだ、その改良に頑張る由、の弁でしたね。
    でも、「新型コロナ感染症問題」で、君の業績は、医療界はもとより、さらに世上の認めるところとなりました。最低、あと1~2年は生きていて欲しかった。この世界的な「感染症問題」の収束が歴史に残る最大の褒章となることを見届けてほしかったからです。
    私もまた、遠からず、この計器の世話になりながら、近くに行くことになります。そこで、その後の次第を報告しましょう・・・・合掌。


    匿名

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