[おくやみ]ヨゼフ・ピタウ 氏(上智大学 元学長、カトリック大司教)86歳 2014年12月26日逝去

[お偲び] ヨゼフ・ピタウ 氏(上智大学 元学長、カトリック大司教)

ヨゼフ・ピタウ氏
生誕: 1928年10月20日
命日: 2014年12月26日
(東京都練馬区のロヨラハウスで)
年齢: 86歳
出身: イタリア・サルデーニャ
肩書: 上智大学 元学長、カトリック大司教
葬儀: 2015年1月14日
会場: 聖イグナチオ教会主聖堂
東京都千代田区麹町6丁目5−1
備考:1945年にイエズス会に入会。52年にスペインのマキシモ大学を卒業後、来日した。神奈川・栄光学園中学で教壇に立った後、59年に司祭となった。日本語学校を修了した後、60年上智大学大学院神学研究科を修了し神学修士号を取得。63年ハーバード大学大学院政治学専攻を修了し政治学博士号を取得した。同年日本に戻り、上智大学法学部の助教授、66年同教授となり、学務部長も務めた。68年、39歳の若さで上智大学を経営する上智学院の理事長に就任し、75年から81年までは上智大学学長を務めた。 80年10月から1年間はイエズス会日本管区長を兼務。81年10月、イエズス会本部ローマに召還され、イエズス会・ローマ教皇代理補佐を、92年から98年までグレゴリアナ大学学長を務めた。98年、カトリック教会の大司教に叙階され、教皇庁教育省次官に就任し2003年まで務めた。 04年、定年で教皇庁職を退職し、再来日。 翌05年まで神奈川県にあるカトリック大船教会の協力司祭を務めた。
政治思想史を専門とする政治学者、上智大学の経営者、カトリック教会の役職、いずれにおいても卓越した功績を残し、国内外に幅広い人脈を築き、日本と世界の橋渡しの役割を果たした。著作と勲章の受章も多く、ハーバード大学で執筆した明治初期における日本の政治思想についての博士論文が67年、原語と日本語訳がそれぞれ米日で出版され、「ニッポン人への熱い手紙」(1982年)等も出版。博士論文はハーバード大で優れた社会科学系の論文に贈られるトッパン賞を受賞(63年)し、イタリア政府から70年コメンダトーレ章を、日本政府から84年勲二等旭日重光章を受賞した。
参照: ウィキペディア
・ ヨゼフ・ピタウ上智大元学長が死去 カトリック大司教
・ ヨゼフ・ピタウ氏が死去 元上智大学長
・ ヨゼフ・ピタウ大司教(元上智学院理事長・上智大学長・名誉教授)の訃報について

追悼の言葉があります

追悼の言葉を残す

供花(カラー)