[おくやみ]三好徹 氏(作家)90歳 2021年4月3日逝去

[お偲び] 三好徹 氏(作家)

三好徹(みよし・とおる)氏
命日: 2021年4月3日 6時20分
(東京都内の自宅で)
年齢: 90歳
出身: 東京都
肩書: 作家
備考:本名は河上雄三(かわかみ・ゆうぞう)。葬儀は近親者で施行。
横浜高等商業学校(現・横浜国立大)卒。1950年に読売新聞に入社し、記者を務める傍ら小説を書き始めた。59年「遠い声」が文学界新人賞の次席となり、翌年に政界が舞台の推理小説「光と影」を発表した。66年に読売新聞を退社し、執筆活動に専念。67年に国際スパイ小説「風塵地帯」で日本推理作家協会賞、翌年には家庭裁判所の調査官を描いた「聖少女」で直木賞を受賞した。新聞社の地方支局の警察担当記者が主人公の「天使シリーズ」は40作以上発表し、記者経験を生かした作品で人気を博した。「チェ・ゲバラ伝」「評伝緒方竹虎」などの評伝も高く評価された。
参照:
・ 三好徹氏が死去 直木賞作家
・ 直木賞作家の三好徹さん死去 90歳、「天使シリーズ」

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