[おくやみ]丸谷金保 氏(元池田町長、元参議院議員)94歳 2014年6月3日逝去

[お偲び] 丸谷金保 氏(元池田町長、元参議院議員)

丸谷金保(まるたに・かねやす)氏
生誕: 1919年6月25日
命日: 2014年6月3日 12時23分
年齢: 94歳
出身: 北海道中川郡池田町
肩書: 元池田町長、元参議院議員
備考:葬儀は近親者で施行。
1942年、明治大学大学専門部法科を卒業した。十勝日日新聞の編集長を務める傍ら農民運動に携わり、日本社会党に入党した。1957年、37歳の若さで池田町の町長に初当選した。北海道で唯一の社会党町長として話題を集めた。町長を5期目途中まで19年5カ月務めた。1977年に第11回参議院議員通常選挙に当選し国政に転出し、町長時代同様に日本社会党に属した。2期12年務めた後、1989年政界から引退した。
池田町長としての最大の業績は、十勝ワインを開発したことである。生産・加工から販売まですべて地域住民と自治体が主体となって手がけ、外部資本の介入を許さない姿勢を貫いた。十勝ワインの開発への町をあげての取り組みは、今日では一村一品運動の元祖とみなされている。甘く加工したワインが出回っていた当時の日本にあって本格的な辛口ワインである十勝ワインは1960年代までは「こんな酸っぱい酒が飲めるか」「税金で、まずい酒作ってどうする」等と非難されたが、1970年代に入って日本の食卓でも洋食が一般的になると高く評価されるようになり、売り上げも伸びた。この頃、東京にも十勝ワインと牛肉のレストランを開設し話題を呼んだ。この業績により、丸谷は「ワイン町長」の愛称で親しまれるようになった。1974年にワイン製造工場を兼ねる観光施設ワイン城を建設し、池田町の名前を全国にアピールした。
参照: ウィキペディア
・ 【追悼丸谷金保~94年の軌跡】(1)人をつなげるガキ大将
・ 北海道)「ワイン町長」丸谷金保さん死去
・ 丸谷金保氏が死去 元参院議員

追悼の言葉があります

  1. 地元池田を離れ、成人してからもしばらくして、ようやく最近になって十勝ワインの美味しさがわかるようになってきました。
    故郷を自慢できる素晴らしいものを作ってくださったワイン町長へ感謝と共に、ご冥福をお祈りします。


    匿名
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