[おくやみ]原田泰治 氏(画家)81歳 2022年3月2日逝去

[お偲び] 原田泰治 氏(画家)

原田泰治(はらだ・たいじ)氏
命日: 2022年3月2日
(長野県諏訪市の病院で)
年齢: 81歳
出身: 長野県諏訪市
肩書: 画家
備考:葬儀は近親者で施行。
1歳のときに小児マヒで下半身が不自由となり、若いころは松葉杖を、のちには車いすを使って生活した。高校時代に独学で油彩画を描き始め、1963年に武蔵野美術短大商業デザイン科を卒業後、同市内にスタジオを設立。グラフィックデザイナーとして活動する傍ら、少年時代の思い出や自然、四季などを題材に絵画を制作した。素朴なタッチで日本各地の原風景を詩情豊かに描き、独自の世界観を築いた。その後、欧州や米国、ブラジルやメキシコなどにも取材旅行に出かけるなど精力的に活動を展開。海外でも展覧会を開いた。80年に「わたしの信州」「草ぶえの詩(うた)」で小学館絵画賞を受賞。98年には、作品を集めた「諏訪市原田泰治美術館」を市が諏訪湖畔にオープンした。99年には紺綬褒章を受章した。近年、自宅で絵画や絵本、デザインの創作を続ける一方、2019年には作家で諏訪中央病院名誉院長の鎌田實さんらと「らくらく入店の会」を創立。車いすで入店できる店を全国的に増やそうと活動していた。
参照:
・ 画家・原田泰治さんが死去 日本の原風景描いた「原田泰治の世界」
・ 原田泰治さん死去 画家、81歳
・ 原田泰治さんが死去 画家、ふるさとの情景描く

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