［お偲び］ 大川隆法 氏（「幸福の科学」創始者、総裁）

備考：東京大法学部を卒業後、大手総合商社に入社。１９８６年に退社し、幸福の科学を設立した。翌年に出版した著書「太陽の法」がベストセラーとなり、その後も多くの著書を出版。公称１１００万人の信者獲得につなげたとされる。劇場映画公開による広報活動にも力を入れた。２００９年には、政界進出を目指して幸福の科学を支持母体とする政治団体「幸福実現党」を立ち上げた。この年の衆院選に出馬し、落選した。その後、学校法人「幸福の科学学園」を立ち上げた。さらに幸福の科学大学を設置する計画を進めていたが、１４年に文部科学省の大学設置・学校法人審議会が開設を不可と判断した。幸福の科学は、地球の至高神「エル・カンターレ」を信仰の対象とする。活動拠点は日本のほか、欧米やアジア、アフリカなど１万近く存在する。映画や出版物などの大規模な広告で知られ、教団によると国内外に７００カ所以上の関連施設がある。