[おくやみ]大町陽一郎 氏(指揮者)90歳 2022年2月18日逝去

[お偲び] 大町陽一郎 氏(指揮者)

大町陽一郎(おおまち・よういちろう)氏
命日: 2022年2月18日
(東京都内の高齢者施設で)
年齢: 90歳
肩書: 指揮者
備考:葬儀は近親者で施行。
東京芸術大作曲科を卒業、ウィーン国立アカデミーに留学してスワロフスキーの下で指揮を学び、卒業後はカラヤンやベームの薫陶を受ける。1959年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮、61年から10年間、東京フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者を務めた。オペラの指揮も多く手掛け、68年には西ドイツ(当時)のドルトムント市立歌劇団に招かれ、日本人初の欧州の歌劇場での常任指揮者に。80年に日本人で初めてウィーン国立歌劇場を率い、82~84年に同歌劇場の専属指揮者としてオペラ、バレエの公演を担当した。80年にはクリーブランド管弦楽団を指揮して米国デビュー。95年にはプッチーニ「トゥーランドット」の中国・北京での初演を指揮した。ケルン日本文化会館館長、東京芸大教授などを歴任。著書に「クラシック音楽のすすめ」など。
参照:
・ 大町陽一郎氏が死去 指揮者
・ 指揮者の大町陽一郎さん死去、90歳 欧州各地で活躍したパイオニア
・ 大町陽一郎さん死去 90歳、国際的に活躍の指揮者

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