[おくやみ]安倍晋三 氏(元内閣総理大臣)67歳 2022年7月8日逝去

[お偲び] 安倍晋三 氏(元内閣総理大臣)

安倍晋三(あべ・しんぞう)氏
生誕: 1954年9月21日
命日: 2022年7月8日 17時3分
(奈良県橿原市の病院で)
年齢: 67歳
肩書: 元内閣総理大臣
葬儀: 2022年7月12日
会場: 増上寺 光摂殿
東京都港区芝公園4丁目7−35
備考:葬儀は近親者で施行予定。後日、お別れの会を開く。
2006年9月から07年9月、さらに12年12月から20年9月まで首相を務め、通算在職日数が3188日と歴代最長を記録した。戦後の首相の再登板は、吉田茂元首相以来。
祖父は岸信介元首相、父は元毎日新聞記者の安倍晋太郎元外相。1993年の衆院選に旧山口1区から自民党公認で出馬し、初当選。連続10回当選した。小泉純一郎元首相の政権下、北朝鮮による日本人拉致問題への取り組みで頭角を現し、党幹事長や官房長官を歴任。2006年9月に戦後最年少の52歳で首相に就任した。しかし、「消えた年金」問題などの影響で07年の参院選に大敗。持病の潰瘍性大腸炎の悪化もあり、わずか1年で退陣した。自民党が野党時代の12年9月に党総裁に返り咲くと、同年12月の衆院選で旧民主党から政権奪還。これを含め、衆参両院の国政選挙で6連勝し、首相官邸主導の「安倍1強」体制を確立した。在任中は、消費税率の10%への引き上げを実現。19年5月の令和改元や、21年に開催された東京五輪・パラリンピックの招致にも携わった。首脳外交も積極的に展開した。米国のトランプ前大統領、ロシアのプーチン大統領と緊密な関係を築くなど、国際舞台で存在感を発揮。ただ、政権の最重要課題と位置付けた拉致問題や、ロシアとの北方領土問題は、進展を果たせなかった。一方、政権の長期化に伴い、森友・加計学園問題など不祥事も続発。野党から「権力の私物化」と追及を受けた。20年9月、新型コロナウイルス対策に追われる中、持病の再発などを理由に2度目の退陣した。21年11月、自民党最大派閥の細田派を引き継ぎ、安倍派に衣替えし、会長に就任。経済や外交・安保で積極的な発言を繰り返し、岸田文雄首相の政権運営にも影響を与えていた。
参照:
・ 安倍元首相が死去、67歳 最長政権樹立、非業の死 アベノミクス、安保法制を推進
・ 安倍晋三元首相が死去 67歳 奈良で遊説中、銃撃受け
・ 安倍元首相、葬儀は12日 下関事務所に献花台

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