[おくやみ]山口栄鉄 氏(国際琉球学研究者)82歳 2021年3月10日逝去

[お偲び] 山口栄鉄 氏(国際琉球学研究者)

山口栄鉄(やまぐち・えいてつ)氏
命日: 2021年3月10日
(アメリカ合衆国コネチカット州の病院で)
年齢: 82歳
出身: 沖縄県那覇市
肩書: 国際琉球学研究者
備考:葬儀は近親者で施行。
琉球大学を卒業後、米国へ留学した。プリンストン大学、スタンフォード大学、エール大学で教壇に立ち、県立看護大学英語科教授も務めた。1816年に琉球を訪れて世界に紹介した英海軍士官バジル・ホールらを含めて琉球・沖縄を訪れた欧米人たちが記録した文献史料を翻訳し、研究に取り組んだ。バジル・ホール研究会の会長や名誉会長も務めた。英語やフランス語、ドイツ語などの欧文による日本や琉球の研究「欧文日本学・琉球学」の新学術分野の構想も提唱し研究を進めた。主な著書・訳書に「幻の琉球国聖典」(琉球新報社)、「英宣教医ベッテルハイム―琉球伝道の九年間」(人文書院)、米国人の歴史学者ジョージ・H・カーの原著を翻訳した「沖縄・島人(しまんちゅ)の歴史」(勉誠出版)などがある。
参照:
・ 国際琉球学研究者 山口栄鉄さん死去 82歳 バジル・ホール研究会名誉会長

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