［お偲び］ 山田和尚 氏（ボランティア団体「神戸元気村」元代表）

備考：本名は、山田明（やまだ・あきら）。故人の遺志で葬儀は行わず、お別れ会を２月２２日に山の上ホテルで開く。
高校中退後、渡米。アメリカやカナダで旅行の現地添乗員となる。カナダでカヌーと出会い、帰国後、日本にカヌーを広める立役者となる。1990年頃、ある出会いから仕事を辞め一人で1300以上の自治体を回り、オゾン層破壊を食い止めるためフロンガス回収を訴える。1995年1月、阪神大震災直後に神戸入り、2002年までの７年間半、神戸復興と人々の支援を行うNGO神戸元気村の代表を務める。日本海重油流出事故時には、１人ヒシャク片手に海に浮かぶ重油をすくい始めたことがきっかけになり、人の力で日本海を救う活動が生まれる。神戸、福井をはじめ、日本各地の災害地でボランティア組織の結成など各分野で活動。911テロ後には、グローバルピースキャンペーンの取りまとめ役として、数千万円の寄付を集め、アメリカ主要新聞に報復 戦争回避のための意見広告を出すことにも寄与した。