[おくやみ]岸宏子 氏(放送作家、小説家)92歳 2014年12月2日逝去

[お偲び] 岸宏子 氏(放送作家、小説家)

岸宏子(きし・ひろこ)氏
生誕: 1922年5月5日
命日: 2014年12月2日 3時20分
(三重県伊賀市の特別養護老人ホームで)
年齢: 92歳
出身: 三重県
肩書: 放送作家、小説家
備考:葬儀は近親者のみで執り行われた。
県立阿山高等女学校(現上野高校)を卒業後、長兄が経営する鉄工業を手伝いながら執筆活動を開始。20歳だった1942年に、日本厚生協会の懸賞募集小説で初作品「醜女」が1席に入賞した。名古屋を舞台にしたNHK銀河テレビ小説の脚本をはじめ、ラジオやテレビのドラマ、朗読劇の脚本も数多く残し、執筆したシナリオは約3000話分。放送批評懇談会のギャラクシー賞受賞や文化庁芸術祭の大賞作品も手掛けた。小説では、歴史ものや現代劇まで幅広く、地元伊賀上野を主題にした作品も数多く発表。代表作では、浜木綿子さん主演の舞台「喜劇 売らいでか!―亭主売ります」の原作「ある開花」や「若き日の芭蕉」「黒田の悪党」「荒木又右衛門」などで、20作品以上の著作を残した。1990年に紫綬褒章、1995年には勲四等宝冠章、NHK放送文化賞を受けた。
参照: ウィキペディア
・ 放送作家・小説家の岸宏子さん死去
・ 脚本家の岸宏子さんが死去 92歳 伊賀市

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