［お偲び］ 左海誠二 氏（調教師）

備考：地方競馬教養センターを経て、1993年4月に船橋競馬所属の騎手としてデビュー。90年代後半から活躍した地方の強豪マキバスナイパーの主戦として名をはせた。東京ダービーも2勝(2013年インサイドザパーク、21年アランバローズ)。19年に地方通算2000勝を達成するなど南関東を代表する騎手として活躍。14～20年には千葉県騎手会会長も務めた。地方通算1万5875戦2176勝を挙げた。マキバスナイパーでは00、02年浦和記念、02年日本テレビ盃を制するなど地方重賞63勝。JRAでも9勝をマークし、02年フローラS（ニシノハナグルマ）、02年ユニコーンS（ヒミツヘイキ）、03年アイビスSD（イルバチオ）で重賞を3勝して大きな功績を残した。22年11月に調教師試験に合格し現役引退を決意。ラスト騎乗となった同30日の船橋競馬では1日3勝をマーク。多くのファンに惜しまれつつステッキを置いた。12月1日付で調教師免許が交付され、23年5月24日に船橋競馬場に厩舎を開業。6月19日に初出走、7月21日の船橋4R(ニシノサキュバス)で調教師初勝利を挙げたばかりだった。通算成績は25戦2勝。