[おくやみ]平松守彦 氏(前大分県知事)92歳 2016年8月21日逝去

[お偲び] 平松守彦 氏(前大分県知事)

平松守彦(ひらまつ・もりひこ)氏
命日: 2016年8月21日
(大分県大分市の病院で)
年齢: 92歳
出身: 大分県大分市
肩書: 前大分県知事
備考:旧通産省課長や国土庁長官官房審議官などを歴任後、75年に大分県副知事に就任。79年の知事選で初当選した。03年4月に退任するまで6期24年、知事を務めた。初当選後の79年秋、高度経済成長に伴う人口流出に悩む県内を活性化しようと、一村一品を提唱。観光や文化などを含めた地元の名物づくりを通じた人材育成が狙いで、疲弊した農山漁村の地域おこしに貢献し、地域活性化運動のシンボル的なアイデア知事として知られた。一村一品運動は韓国や中国、カンボジア、モンゴルなどアジア各国にも広まった。95年にはフィリピンのマグサイサイ賞を受賞。10年4月には中国政府から「建国60年で最も影響を与えた10人の外国人」に選ばれた。02年に日韓共催で行われたサッカーワールドカップ(W杯)では、国内開催地の一つとして大分市に大会を誘致した。「九州府」構想を提唱するなど、地方分権の独創的なアイデアを打ち出し、地方への財源と権限の委譲を提唱した。地方分権推進に社会資本の平等な整備が不可欠だとして、全国高速道路建設協議会長や、全国港湾整備・振興促進協議会長も務め、東九州自動車道の建設推進の先頭に立った。
お別れの会:
2016年9月28日
レンブラントホテル大分
参照:
・ 前大分県知事の平松守彦さん死去 「一村一品運動」提唱
・ 平松守彦さん92歳=前大分知事、「一村一品」提唱
・ 平松守彦氏死去 前大分県知事「一村一品」
・ 故平松守彦氏のお別れの会 前大分県知事
・ 故平松守彦氏のお別れの会 28日、大分市のホテルで

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