［お偲び］ 徳臣晴比古 氏（熊本大学 名誉教授、熊本大学医学部付属病院 元院長）

備考：葬儀は近親者のみで執り行う。
1956年の水俣病の公式確認後、熊本大医学部研究班で臨床研究のリーダーを務めた。1959年7月、研究班は水俣病の原因がチッソ水俣工場から水俣湾に排出された有機水銀であることを突き止めた。原因企業チッソからの見舞金の給付対象者を決める水俣病患者診査協議会で、1959年の発足当初から委員を務めた。1970年には熊本県公害被害者認定審査会の初代会長に就任。1981年に日本神経学会長。熊本の神経内科学の確立と発展に貢献した。1998年度の県近代文化功労者。日本精神神経学会賞（森村賞）、朝日文化賞、フランス生命研究所賞、熊本日日新聞社賞、熊本県近代文化功労者顕彰、勲二等瑞宝章などを受賞。