［お偲び］ 押田雪峰 氏（書家、清渓社会長、毎日書道展審査会員）

備考：本名は、押田雅次（まさじ）。
大学進学と同時に上京し、文化勲章受章者の故金子鴎亭氏に指導を受けた。卒業後は故中田大雪氏に師事し、古典研究に裏打ちされた格調高い漢字や近代詩文書作品を次々と発表した。毎日書道展では２００５年の第５７回展、１２年の第６４回展で、北陸展の実行委員長を務め、特に６４回展では富山市のグランドプラザで高校生の書道パフォーマンスを成功させるなど展覧会の普及、発展にも尽力した。現在は創玄書道会参与、日本詩文書協会参与など中央での役職をはじめ、県美術連合会常任相談役、県書道連盟常任相談役などとして、熱心に後進の指導にもあたっていた。