[おくやみ]曽和博朗 氏(能楽幸流小鼓方、人間国宝)90歳 2015年12月2日逝去

[お偲び] 曽和博朗 氏(能楽幸流小鼓方、人間国宝)

曽和博朗(そわ・ひろし)氏
命日: 2015年12月2日 18時36分
(京都府京都市の病院で)
年齢: 90歳
肩書: 能楽幸流小鼓方、人間国宝
葬儀: 2015年12月6日
会場: 公益社 北ブライトホール
京都府京都市北区紫野宮西町34
備考:本名は曽和博(そわ・ひろし)と書く。
小鼓方の名家曽和家の3代目として生まれ、1935年に初舞台。祖父の鼓堂や能楽幸流小鼓方十六世宗家の幸祥光らに師事し、懐深く間の鋭い確かな芸を磨いた。17歳のとき、祖父と父を相次いで失い、当主となった。ローマ法王御前能にも出演するなど国内外で活躍し、1998年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。能の演目の中で最も難度の高い「老女もの」に定評があり、傘寿を過ぎても東西の重要な能公演になくてはならぬ存在だった。「三老女」と呼ばれる秘曲の「姨捨」「檜垣」「関寺小町」など、現行曲のほとんどを手がけた。2015年春、90歳の誕生日に孫が企画した公演に出演し、小鼓を披露していた。
参照:
・ 能楽幸流小鼓方の曽和博朗氏が死去 90歳、人間国宝
・ 人間国宝の曽和博朗さん死去 能楽幸流小鼓方
・ 訃報:人間国宝、能楽小鼓方幸流の曽和博朗さん死去

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