[おくやみ]木村重信 氏(美術史家、国立国際美術館 元館長)91歳 2017年1月30日逝去

[お偲び] 木村重信 氏(美術史家、国立国際美術館 元館長)

木村重信(きむら・しげのぶ)氏
生誕: 1925年8月10日
命日: 2017年1月30日 22時40分
(大阪府吹田市内の病院で)
年齢: 91歳
出身: 京都府
肩書: 美術史家、国立国際美術館 元館長
備考:葬儀は近親者で施行。
京都大卒。近代美術史学、民族芸術学が専門。京都市立芸術大学、大阪大教授を歴任。アフリカやアジアなど世界各地でのフィールドワークに基づくユニークな視点から美術史を研究し民族芸術学会長を務めた。一方で、具体美術協会(具体)など現代美術に関心を示し、新聞や雑誌の美術評を手がけたほか、著作を多数出版。学界とジャーナリズムの両面で活躍した。「人々を楽しませる美術館」の目標を掲げて美術行政にも積極的にかかわった。92年に大阪府吹田市の万博記念公園内にあった国立国際美術館の館長に就任、現在地の大阪・中之島への新築移転に尽力した。98年には兵庫県立近代美術館(現 兵庫県立美術館)の館長に就き、02年に新築移転した兵庫県立美術館の初代館長を務めた。関西美術界の中心的存在として活動した。主な著作に「カラハリ砂漠」(毎日出版文化賞受賞)、「美術の始源」「ヴィーナス以前」など。
参照: ウィキペディア
・ 木村重信氏が死去 美術評論家
・ 美術史家の木村重信さん死去 元国立国際美術館長
・ 美術史家の木村重信氏死去

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