[おくやみ]東江一紀 氏(翻訳家)62歳 2014年6月21日逝去

[お偲び] 東江一紀 氏(翻訳家)

東江一紀(あがりえ・かずき)氏
生誕: 1951年9月6日
命日: 2014年6月21日
年齢: 62歳
出身: 長崎県長崎市
肩書: 翻訳家
葬儀: 2014年6月24日
会場: 聖マーガレット教会
東京都杉並区松庵1丁目12−29
備考:北海道大学文学部英文科を卒業後、サラリーマン生活やアルバイト暮らしを送りながら、翻訳学校の通信教育を受講した。翻訳の下訳を数年間続けた後に、1983年にロマンス小説の翻訳でデビューをはたした。以降、ミステリー、純文学、ノンフィクションなど、さまざまなジャンルの翻訳を精力的に行った。楡井浩一名義を含めると、150冊近い翻訳作品がある。代表作はドン・ウィンズロウ「ストリート・キッズ」、フィリップ・カー「偽りの街」、ロバート・キャンベル「鮫とジュース」、リチャード・ノース・パターソン「罪の段階」、デイヴ・バリー「デイヴ・バリーの日本を笑う」など。その他、「氷の微笑」「レクサスとオリーブの木」「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝」「モルジブが沈む日−−異常気象は警告する」など英米の娯楽小説からノンフィクションまで幅広く翻訳を手がけた。ドン・ウィンズロウの「犬の力」の翻訳で、第1回翻訳ミステリー大賞を受賞した。また翻訳学校の講師としても活躍し、生徒の中から多くのプロ翻訳家を育て上げた。
参照: ウィキペディア
・ 会報2014年7月号 会員 東江一紀氏死去|日本推理作家協会
・ 翻訳家・東江一紀先生逝去|お知らせ|東京創元社
・ 翻訳家の東江一紀さん死去

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