[おくやみ]森田実 氏(政治評論家)90歳 2023年2月7日逝去

[お偲び] 森田実 氏(政治評論家)

森田実(もりた・みのる)氏
命日: 2023年2月7日 14時24分
(東京都江東区の病院で)
年齢: 90歳
出身: 静岡県伊東市
肩書: 政治評論家
葬儀: 2023年2月15日
会場: 桐ケ谷斎場
東京都品川区西五反田5丁目32−20
備考:後日、お別れの会を開く。
半世紀以上にわたり政治評論を行い、「戦後日本政治史の生き字引」とも言われた。旧制中学1年の時に敗戦を迎えた。長兄が戦死し、母が悲しむ姿を見たことから強い反戦意識を持った。占領軍への反発もあり、東京大工学部在学中に学生運動に参加。1952年、共産党に入党した。全日本学生自治会総連合(全学連)の幹部として、米軍砂川基地(現・東京都立川市)拡張に反対した「砂川闘争」で学生を指揮した。破壊活動防止法反対闘争や原水爆禁止運動などにも関わった。58年に共産党を除名され、共産主義者同盟(ブント)を結成。60年安保後は、日本評論社出版部長、同社「経済セミナー」編集長を経て73年、フリーの政治評論家に転じた。「平和を守ることこそが政治家の仕事」が信条だった。半世紀にわたり辛口の政治評論で鳴らし、講演活動のほか、ラジオやテレビでも活躍した。「平和主義」の立場を徹底し、安倍政権が進めた安全保障関連法制定を批判した。最晩年まで評論を続けていた。
参照:
・ 政治評論家・森田実さん死去 90歳 日本の米国追随姿勢を批判
・ 森田実氏が死去 政治評論家
・ 森田実氏死去、90歳 平和主義貫いた政治評論家

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