［お偲び］ 浜口タカシ 氏（報道写真家、二科会写真部 名誉会員）

備考：本名は浜口隆（はまぐち・たかし）。葬儀は近親者で施行。
長く横浜に暮らし、戦後のバラック住宅や進駐軍、移民船、水上生活者、開港１００年祭など日常、非日常を活写。サハリンからの引き揚げ、米軍戦車の輸送阻止闘争、中国残留孤児の帰国などの現場も捉えた。二科会写真部名誉会員、日本写真家協会会員。１９６９年にモスクワ国際芸術報道写真展銅賞、７８年にアメリカ報道写真家協会賞、９７年に横浜文化賞、２０１１年に日本報道写真連盟特別功労賞などを受賞。横浜美術館や川崎市市民ミュージアムに作品が収蔵されている。著書に「大学闘争７０年安保へ」「戦慄の成田空港」「阪神大震災・瞬間証言」「祖国に生きる」「横浜開港１５０周年記念集」「３・１１あれから３年　東日本大震災」など。