田川建三さんは

時代の波に翻弄されながらも

皆様とともに人生を歩んできました

幾多の苦難を乗り越えて

生き抜いてきた89年

[おくやみ]田川建三 氏(新約聖書学者)89歳 2025年2月19日逝去

[お偲び] 田川建三 氏(新約聖書学者)

田川建三(たがわ・けんぞう)さん
命日: 2025年2月19日
(群馬県の病院で)
年齢: 89歳
出身: 東京都
肩書: 新約聖書学者
備考:ザイール(現コンゴ民主共和国)国立大、フランスのストラスブール大、大阪女子大などで教える。「新約聖書 訳と註 全7巻」(全8冊)で毎日出版文化賞を受賞。
参照:
・ 田川建三氏が死去 新約聖書学者
・ 田川建三さん死去 新約聖書学者

田川建三さんの尊さは

時を越えて永遠に生き続けます

決して忘れられることなく

2つの追悼の言葉があります

  1. お世話になりました。残りの1冊を心待ちにしていました。パウロの言った義人は一人もいない。教えて頂きました。=信仰者はいない一人もいない事を。かのイスラエルはガサを壊滅させようとしています。お手紙お待ちしています。


    匿名
    供花(カラー)
  2.  田川建三との出会いは高校生のころ視聴していた、NHK教育テレビの宗教の時間。
     そこで、彼は“カエザルのものはカエザルに、神のものは神に”の通俗的な政教分離説を完膚無きまでに論破。「批判的主体の形成」では、キリスト教=愛の宗教説を、“右の頬打たれたら左の頬も向けよ”のイエスの言葉についてのコペルニクス的転回の解釈でやはり粉砕。あるいはキリスト教の日本での受容を材料に転びキリスタンの苦悩を描いた傑作とされる「沈黙」について、遠藤周作の弱者の開き直り、と喝破したことなどなど。最近の話題としてはライフワークの新約聖書の個人訳の内、黙示録についての二人著者説も。
     願わくば、「新約聖書概論」と「リ-メンシュナイダーの評伝」が未完ままであっても何とか出版されますように。


    匿名
    供花(カラー)

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供花(カラー)