［お偲び］ 登谷良一 氏（浜士） |
| 登谷良一（とや・りょういち）氏 | |
| 命日： | 2023年4月5日 |
| 年齢： | 75歳 |
| 肩書： | 浜士 |
備考：旧柳田農業高校を卒業した後、建設会社などで働いた。建設会社から紹介された縁で１９９５年から伝統の製法を受け継いでいた南敏雄さんから塩作りを学んだ。揚げ浜式製法では海水を担いで運び、塩田にまく。塩田の砂に再び海水を注いでできる「かん水」を釜で煮詰めると、塩ができる。海岸からおけで運ぶ海水は、１回あたり７０キロを超えることもあった。全国で唯一、石川県奥能登地方に受け継がれる揚げ浜式製法での塩作りを守ってきた。珠洲市清水町の製塩施設「奥能登塩田村」で現役で働き、北陸中日新聞の販売店主として新聞配達もしていた。長年にわたり、製塩業界の顔として活躍した。 | |
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参照：
・ 「浜士」登谷良一さん死去 珠洲・揚げ浜式製塩の匠 | |
この度はお悔やみ申し上げます。金沢市の幼稚園で珠州に合宿に行き、塩作りの見学と体験に登谷さんにお世話になりました。今でもあの塩の美味しさを思い出します。本当にありがとうございました。
吉田