［お偲び］ 秋田Ａスケ 氏（漫才師）

備考：本名は山口敬一（やまぐち・けいいち）。葬儀は近親者で施行。
近代漫才の父といわれた漫才作家の故秋田実に弟子入りし、戦前に大阪で双子の弟と漫才コンビ「秋田ＡスケＢスケ」を結成。弟の死後、１９４６年に２代目Ｂスケとなる北端和夫さんと組み、漫才作家の秋田實氏主宰のお笑い劇団「宝塚新芸座」に参加。軽妙なしゃべくり漫才とＢスケの猿の形態模写、物売りの声色などで、夢路いとし・喜味こいしらと人気を競い、戦後復興期の漫才ブームをけん引した。ＡＢＣ「漫才学校」などラジオやテレビでも活躍した。漫才師で元大阪府知事の故横山ノックさんは弟子にあたる。