[おくやみ]菅井きん 氏(女優)92歳 2018年8月10日逝去

[お偲び] 菅井きん 氏(女優)

菅井きん(すがい・きん)氏
命日: 2018年8月10日 14時
(東京都内の自宅で)
年齢: 92歳
肩書: 女優
備考:葬儀は近親者で施行。本名は佐藤キミ子(さとう・きみこ)。
文部省(現文部科学省)や東京帝国大の職員を経て、東京芸術劇場の「人形の家」を見て主人公ノラの生き方に感動し、1946年に同劇場研究所に入った。1947年、舞台女優としてデビュー。その後俳優座に移り、黒澤明監督の「生きる」など映画でも活躍。30代のころからもっぱら老け役、わき役として持ち味を発揮した。73年からテレビ時代劇「必殺」シリーズ(朝日放送)で藤田まことふんする婿・中村主水の姑役を20年間演じ、「婿どのっ」のせりふで主水に詰め寄るコミカルな婿いびりの演技で人気を集めた。85年には映画化された「必殺」と、故伊丹十三監督の「お葬式」の2作品で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。90年に紫綬褒章、96年に勲四等宝冠章を受けた。そのほかの映画出演作に「ぼくのおばあちゃん」など。2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」が最後のドラマ出演となった。
参照:
・ 菅井きんさんが死去 「必殺」シリーズなどで名脇役
・ 俳優の菅井きんさん死去 92歳 「必殺」シリーズ姑役
・ 菅井きんさん死去 俳優

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