[おくやみ]西川八重治 氏(日本舞踊西川流 師範、石川県邦楽舞踊協会 特別理事)76歳 2019年2月27日逝去

[お偲び] 西川八重治 氏(日本舞踊西川流 師範、石川県邦楽舞踊協会 特別理事)

西川八重治(にしかわ・やえはる)氏
命日: 2019年2月27日 4時5分
(石川県金沢市の病院で)
年齢: 76歳
肩書: 日本舞踊西川流 師範、石川県邦楽舞踊協会 特別理事
葬儀: 2019年3月1日
会場: 一休さんの米永 増泉館
石川県金沢市増泉4丁目5−27
備考:本名は浅野八重(あさの・やえ)。
6歳から西川流の芸を磨き、1963年に名取に昇格。三味線も身につけ、20歳でお座敷に出た。にし茶屋街の芸妓、舞踊師匠、茶屋「浅の家」女将と三つの看板を背負い、全国の花街でも屈指の踊りの名手として名をとどろかせた。三茶屋街の芸妓が勢ぞろいする金沢おどりでは、風格ある舞で愛好者らをうならせ、一調一管とともに呼び物となった。15年からは小鼓の乃莉さんとの一調一舞で新境地をひらき、17年に金沢を訪れた皇太子さまの前でも披露した。同年秋の金沢おどりで演じた一調一舞「三番叟」が最後の舞台となった。09年に北國芸能賞(現北國芸術賞)を受け、北國邦楽舞踊特選会の舞台にも立った。ここ数年は入退院を繰り返しながらも、芸への執念から舞台の完成度を高め続けた。昨年の金沢おどりは出演を見送ったが、病をおして出演芸妓の指導に当たっていた。03年に金沢市文化活動賞。
参照:
・ 西川八重治さん死去 金沢・にし茶屋街の名妓 76歳

追悼の言葉を残す

供花(カラー)