［お偲び］ 西川鯉右 氏（日本舞踊西川流理事、関西新舞踊協会会長）

備考：本名は、山田亘泰（やまだ・のぶやす）。
祖母が小唄・春日流の師匠として活躍する色街で育つ。幼少より舞踊、清元、小唄、鳴り物を習い、高校一年の時、女流西川鯉に入門し本格的に日本舞踊を志す。その後、日本大学芸術学部に入学のため上京、本家西川鯉三郎の内弟子となり、東京で修業を重ねる。1960年大阪へ戻り、舞台と弟子の指導に活躍。優秀な弟子を数多く育て上げ、その才能は他の流派の家元や師匠からも信頼が厚く、相談を持ちかけられる程である。2001年、65歳を期に長い舞台活動を引退。