[おくやみ]谷桃子 氏(バレリーナ、日本バレエ協会 元会長)94歳 2015年4月26日逝去

[お偲び] 谷桃子 氏(バレリーナ、日本バレエ協会 元会長)

谷桃子(たに・ももこ)氏
生誕: 1921年1月11日
命日: 2015年4月26日 23時20分
(神奈川県川崎市の病院で)
年齢: 94歳
出身: 兵庫県姫路市
肩書: バレリーナ、日本バレエ協会 元会長
葬儀: 2015年5月3日
会場: 青山葬儀所
東京都港区南青山2丁目33−20
備考:本名は上田桃子(うえだ・ももこ)。幼少期からモダンダンスの石井漠の研究所に入門。文化学院卒業後、日劇ダンシングチームに在籍。戦時中は中国へも慰問に行った。戦後、クラシックバレエに転向し、「パガニーニの幻想」で本格的にバレエデビュー。小牧正英に師事した。愛くるしい容姿と叙情あふれる演技は踊り手の理想とされ、バレエブームを巻き起こした。小牧との結婚、離婚を経て、49年、東京都内に「谷桃子バレエ団」を設立した。54年のパリ留学後、帰国記念公演として55年に「白鳥の湖」を成功させ、バレリーナの代名詞的存在となった。以来、「ドン・キホーテ」日本初演などの主役を次々に務め、中でも「白鳥の湖」と「ジゼル」の主役を当たり役とした。作家の三島由紀夫に「軽やかさ、その憂愁、そのエレガンス」と評されるなど、芸術界全般に及ぼした影響は大きい。74年に現役を退いてからは、振り付けや後進の指導に手腕を発揮。古典作品を上演する一方、創作に力を注いでバレエの発展に尽くした。教え子に石井清子や高部尚子、コンテンポラリーダンス振付家の黒田育世などがいる。2003〜06年、日本バレエ協会会長。国際コンクールの審査員も務めた。現在は、同バレエ団の総監督を務めていた。84年紫綬褒章。93年勲四等宝冠章。
参照: ウィキペディア
・ 元日本バレエ協会会長の谷桃子さん死去
・ 訃報:谷桃子さん94歳=バレリーナの代名詞的存在
・ バレエダンサーの谷桃子さん死去

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