[おくやみ]近藤次郎 氏(東京大学 名誉教授)98歳 2015年3月29日逝去

[お偲び] 近藤次郎 氏(東京大学 名誉教授)

近藤次郎(こんどう・じろう)氏
生誕: 1917年1月23日
命日: 2015年3月29日 14時32分
(東京都文京区の病院で)
年齢: 98歳
出身: 滋賀県大津市
肩書: 東京大学 名誉教授
備考:葬儀は近親者のみで執り行われる。
1945年に東大工学部卒業。58年、同大教授に就任。航空工学や応用解析学などの研究分野で優れた業績を上げ、戦後初の国産プロペラ旅客機「YS11」の初期設計にも携わった。また自然・社会現象に数学を応用し、大気汚染などの公害問題や地球温暖化問題に取り組んだ。80年、国立公害研究所所長。85年から3期にわたり日本学術会議会長を務めた。94年、国際科学技術財団理事長。91年には中央公害対策審議会会長として水俣病未認定患者への療養費支給などを盛り込んだ「今後の水俣病対策のあり方」を当時の環境庁長官に答申。中央環境審議会会長を務めていた99年にはダイオキシン類の環境基準や排出基準の作成に携わった。1990年勲一等瑞宝章。92年に紫綬褒章を受章。95年に文化功労者に選ばれ、2002年に文化勲章を受章した。
参照: ウィキペディア
・ 近藤次郎氏が死去 東京大名誉教授
・ 近藤次郎氏が死去 東京大名誉教授、戦後初の国産プロペラ機設計に携わる
・ 空飛ぶ科学者近藤次郎

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