［お偲び］ 達摩省一 氏（関西大学 元野球部監督、日本高等学校野球連盟 元理事、高校野球 元審判）

備考：葬儀は近親者で施行。偲ぶ会当日は甲子園で関西学生野球春季リーグ戦があり、雨天などで試合中止の場合は、偲ぶ会も翌１５日に延期される。
大阪・寝屋川高―関大で投手。１９６７年に関西大学野球部監督に就任し、関西六大学（現関西学生）リーグで７度のリーグ優勝を果たした。７２年には山口高志投手（元阪神コーチ）を擁して春秋の関西六大学リーグ、全日本大学選手権、明治神宮大会を制し、大学野球史上初の４冠を達成。同年の第１回日米大学野球選手権大会では全日本チームの監督も務めた。高校野球は６５年の第４７回全国選手権大会で審判委員として甲子園デビュー。７３年夏以降は本格的に従事。８２年に勇退するまで、関大監督時代を除いて春夏通算２２季にわたって数々の名勝負をジャッジした。７９年夏の箕島―星稜の延長十八回でも三塁塁審を務めた。その後はＮＨＫの高校野球放送の解説者として親しまれたほか、日本高野連では評議員、理事、技術・振興委員長などを歴任した。選抜大会では第４７回（７５年）から第５５回（８３年）まで選考委員を務めた。