[おくやみ]降旗康男 氏(映画監督)84歳 2019年5月20日逝去

[お偲び] 降旗康男 氏(映画監督)

降旗康男(ふるはた・やすお)氏
命日: 2019年5月20日 9時44分
(東京都内で)
年齢: 84歳
出身: 長野県
肩書: 映画監督
備考:葬儀は近親者で施行。
1957年に東京大学文学部仏文科を卒業、東映東京撮影所に入社。66年「非行少女ヨーコ」で監督デビュー。監督第2作目の「地獄の掟に明日はない」から長年にわたって高倉健さんとタッグを組んだ。高倉健さん主演の「新網走番外地」シリーズや菅原文太さん主演の「現代やくざ 与太者仁義」などで、東映の任侠映画路線の一翼を担った。74年の独立後も「冬の華」(78年)、「駅 STATION」(81年)「居酒屋兆治」(83年)「あ・うん」(89年)「ホタル」(2001年)など、高倉さんの代表作になった男の哀愁がにじむ味わい深い人間ドラマを送り出した。浅田次郎さん原作の「鉄道員(ぽっぽや)」(99年)も高倉さん主演で大ヒットし、日本アカデミー賞最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞した。他の作品に山口百恵さんがヒロインを演じたテレビドラマ「赤い疑惑」などの「赤い」シリーズがある。01年の芸術選奨文部科学大臣賞、02年に紫綬褒章、08年に旭日小綬章。遺作は17年公開の映画「追憶」。
参照:
・ 降旗康男さんが死去 映画監督「鉄道員」「新網走番外地」
・ 降旗康男監督が死去、84歳 「鉄道員」や「あなたへ」
・ 映画監督の降旗康男さん死去=「駅」「鉄道員(ぽっぽや)」-84歳

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