[おくやみ]鶴澤友路 氏(伝統芸能「淡路人形浄瑠璃」義太夫三味線奏者、人間国宝)103歳 2016年12月13日逝去

[お偲び] 鶴澤友路 氏(伝統芸能「淡路人形浄瑠璃」義太夫三味線奏者、人間国宝)

鶴澤友路(つるざわ・ともじ)氏
命日: 2016年12月13日 10時53分
(兵庫県南あわじ市の自宅で)
年齢: 103歳
出身: 兵庫県南あわじ市
肩書: 伝統芸能「淡路人形浄瑠璃」義太夫三味線奏者、人間国宝
葬儀: 2016年12月18日
会場: まるわ会館
兵庫県南あわじ市賀集八幡88
備考:本名は宮崎君子(みやざき・きみこ)。
人形浄瑠璃がさかんな兵庫・淡路島で、4歳の時から芸事が好きだった父親の勧めで浄瑠璃語りを始め、その後、義太夫節三味線を習い始めた。20代で人形浄瑠璃文楽の六代目鶴澤友次郎に弟子入りして本格的に芸を磨いた。1941年、鶴澤友路を名乗った。以来、女流義太夫節三味線の第一人者として活躍した。力強さと繊細な表現力が持ち味だった。約500年の歴史を持つ淡路島の淡路人形浄瑠璃(国の重要無形民俗文化財)の保存団体「淡路人形座」の座員として、後進の指導にも携わった。60代からは海外公演にも取り組んだ。98年、人間国宝(重要無形文化財保持者)に認定。90歳を超えても舞台に出演し、「大海原をたゆたうような柔らかな音色」と賞された。40年にわたって島内の中学や高校で子どもたちに三味線を教え、100歳を超えても自宅で弟子の指導に当たった。
参照:
・ 鶴沢友路さんが死去 義太夫節三味線 人間国宝
・ 人間国宝の鶴澤友路さん死去 義太夫節三味線奏者
・ 人間国宝の鶴澤友路さん死去(伝統芸能「淡路人形浄瑠璃」義太夫三味線奏者)

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