[おくやみ]一力一夫 氏(河北新報社社主、元社長、東北放送元社長)88歳 2014年7月20日逝去

[お偲び] 一力一夫 氏(河北新報社社主、元社長、東北放送元社長)

一力一夫(いちりき・かずお)氏
生誕: 1925年9月8日
命日: 2014年7月20日 4時50分
(宮城県仙台市の病院で)
年齢: 88歳
出身: 宮城県仙台市
肩書: 河北新報社社主、元社長、東北放送元社長
備考:葬儀は近親者のみで執り行われる。
東北帝大法文学部、東京大新聞研究所を卒業し、1950年河北新報社に入社した。編集局長、専務取締役などを経て70年1月代表取締役社長に就任。同年7月に社主となり、81年に社主・取締役会長、2010年3月に取締役社主となった。日本新聞協会理事を35年間、副会長を01年まで5年間務めた。初代NIE(教育に新聞を)委員長としての功績などが評価され、09年に協会の新聞文化賞を受賞した。国土審議会東北地方開発特別委員会委員、東北経済連合会副会長として東北の地域振興や産業経済をけん引した。81年から05年まで東北放送社長、会長を務め、日本民間放送連盟副会長として放送界の発展にも寄与した。「仙台谷風会」を設立し、勧進元として大相撲巡業「仙台準場所」を実施するなど国技の普及に努めた。88年横綱審議委員会委員に就任、99年から2年間委員長を務めた。日本初のプロ野球興行会社「東北野球企業」も設立した。東北の歴史復権を訴えて古代蝦夷(えみし)の英雄アテルイを顕彰する活動に熱意を注いだほか、慶長使節船「サン・ファン・バウティスタ号」の復元にも尽力した。85年放送事業功労で藍綬褒章、00年報道功労で勲二等旭日重光章を受章。04年には仙台市名誉市民の称号が贈られた。河北新報の社是「東北振興」に力を注ぎ、東北の産業、文化の発展に大きな足跡を残した。
参照: ウィキペディア
・ 一力一夫河北新報社社主が死去、88歳
・ 一力一夫氏が死去 河北新報社社主
・ 一力一夫元副会長(河北社主)死去

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