[おくやみ]佐野眞一 氏(ノンフィクション作家)75歳 2022年9月26日逝去

[お偲び] 佐野眞一 氏(ノンフィクション作家)

佐野眞一(さの・しんいち)氏
命日: 2022年9月26日 15時36分
(千葉県流山市の病院で)
年齢: 75歳
肩書: ノンフィクション作家
備考:葬儀は近親者で施行。後日、お別れの会を開く。
早稲田大卒業後、出版社勤務を経て、作家として人物評伝などを執筆した。民俗学者の宮本常一、渋沢敬三の交流を描いた「旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三」で1997年に大宅壮一ノンフィクション賞、2009年に「甘粕正彦 乱心の曠野」で講談社ノンフィクション賞を受賞。事件の発生から裁判までをルポし、ベストセラーとなった「東電OL殺人事件」や、出版不況の現場を取材した「だれが『本』を殺すのか」、東日本大震災をテーマにした「津波と原発」など社会問題を幅広く扱った。主な作品に「カリスマ」「だれが『本』を殺すのか」など。12年、週刊朝日に当時大阪市長だった橋下徹さんの出自を巡る連載を執筆。橋下氏の抗議などを受け、版元の朝日新聞出版は連載を中止、謝罪した。橋下さんが発行元の朝日新聞出版と佐野さんに損害賠償を求め提訴し、15年に和解した。
参照:
・ 佐野真一さんが死去 ノンフィクション作家
・ ノンフィクション作家の佐野眞一さん死去 「東電OL殺人事件」
・ 佐野真一さん死去 ノンフィクション作家、75歳

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