[おくやみ]千葉半厓 氏(書家、奎星会 名誉顧問)91歳 2022年5月30日逝去

[お偲び] 千葉半厓 氏(書家、奎星会 名誉顧問)

千葉半厓(ちば・はんがい)氏
命日: 2022年5月30日
年齢: 91歳
肩書: 書家、奎星会 名誉顧問
備考:本名は千葉清(ちば・きよし)。
力強く精神性あふれる前衛書を多く発表。明るく豪放らいらくな人柄は広く親しまれた。千葉さんは23歳で書道団体「奎星会」創設者の一人、宇野雪村さんに師事。当時、敦賀から約12時間かけて東京の師の元へと毎月通い、「革新の書」を目指して前衛書の道を追求した。奎星展、毎日書道展などで受賞を重ねる一方、後進の指導にもあたり、多くの弟子も育てた。地元での個展も精力的に開催。福井県書作家協会名誉顧問や福井奎星会長、敦賀市文化協会顧問などの要職を歴任し、北陸の文化振興、向上にも大きく尽力した。
参照:
・ 千葉半厓さん 91歳=毎日書道展名誉会員、奎星会名誉顧問
・ 千葉半厓さん死去91歳 毎日書道展名誉会員 北陸の書壇けん引

2つの追悼の言葉があります

  1. 中学生の頃の国語の先生でした。総髪で仁王様のような大きな方でしたが、とっても優しかったことを記憶しています。以来、六十年以上の月日が経ちました。数年前にいただいたお手紙には「会いたいネ」のお言葉が。少し車を走らせるだけで半世紀以上の年月を超えてお会い出来たのにと、今はただただ悔やまれてなりません。お手紙は額に入れて居間に掛けました。お手紙に描かれた優しいお顔が、今日も私達を見守ってくれています。御冥福を心よりお祈り申し上げます。


    米山充
    供花(カラー)

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