[おくやみ]宮脇愛子 氏(彫刻家)84歳 2014年8月20日逝去

[お偲び] 宮脇愛子 氏(彫刻家)

宮脇愛子(みやわき・あいこ)氏
命日: 2014年8月20日 16時17分
(神奈川県横浜市の病院で)
年齢: 84歳
出身: 東京都
肩書: 彫刻家
備考:葬儀は近親者のみで執り行われた。
本名は、磯崎愛子(いそざき・あいこ)。日本女子大文学部卒業後、阿部展也、斎藤義重から絵画を学んだ。絵画の発表の後、60年代半ばから、真鍮パイプやガラスなどを使った抽象彫刻を手掛けた。80年代に入り、細いステンレスワイヤで空中にしなやかな弧をつくりだす代表作「うつろひ」シリーズを次々発表。透明感と軽みのある作風で、バルセロナの五輪広場などパブリックアートとして世界各地に設置されている。67年のニューヨークのグッゲンハイム国際彫刻展買い上げ賞や、77年現代日本彫刻展北九州市立美術館賞など受賞歴多数。マン・レイら海外の美術家たちとも親交が深かった。97年に脳出血で倒れた後も、左半身にマヒの残る体で創作活動を続け、昨年は東京都内の画廊で新作個展を開いていた。前夫は鉄道紀行作家の故宮脇俊三。60年代前半に脚光を浴び、当時の宮脇姓を使い続けた。
参照: ウィキペディア
・ 彫刻家の宮脇愛子さん死去 抽象彫刻「うつろひ」
・ 宮脇愛子さんが死去 彫刻家
・ 彫刻家の宮脇愛子さんが死去

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