岡井隆(おかい・たかし)氏
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命日:
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2020年7月10日 12時26分 (東京都武蔵野市の自宅で)
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年齢:
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92歳 |
出身:
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愛知県名古屋市 |
肩書:
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歌人 |
備考:後日、お別れの会を開く。
17歳で創作活動を始めた。1946年、短歌結社「アララギ」に入った。初期は写実に根差した短歌を詠んだが、慶応大医学部在学中の51年に近藤芳美さんらと歌誌「未来」を創刊。内科医として病院に勤務する傍ら、塚本邦雄さんや寺山修司さんらと前衛短歌運動に取り組み、思想性や社会性を反映する表現の可能性を広げた。短歌だけでなく現代歌論を確立したとされる評論や発言でも歌壇を超えて注視された。93年からは歌会始の選者を務めた。天皇陛下(現・上皇)や皇族の和歌の相談役も務めた。京都精華大教授も務め、後進の育成にも力を注いだ。歌集では「禁忌と好色」で迢空賞、「親和力」で斎藤茂吉短歌文学賞、「ウランと白鳥」で詩歌文学館賞。詩集では「注解する者」で高見順賞も受けた。96年に紫綬褒章、2004年に旭日小綬章を受章。16年には文化功労者に選ばれた。
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しのぶ会【動画配信のみ】:
2021年6月5日
東京ステーションホテル
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参照:
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岡井隆さん死去 92歳、戦後短歌界けん引した歌人
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文化功労者の歌人・岡井隆さん死去 皇族の和歌の相談役
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歌人の岡井隆さん死去 戦後短歌界けん引、92歳
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故岡井隆さんをしのぶ会 歌人
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故岡井隆さん(歌人)をしのぶ会は動画配信のみに
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