[おくやみ]柏木一枝 氏(紙すき職人)86歳 2022年12月23日逝去

[お偲び] 柏木一枝 氏(紙すき職人)

柏木一枝(かしわぎ・かずえ)氏
命日: 2022年12月23日 11時52分
(岐阜県高山市の病院で)
年齢: 86歳
出身: 岐阜県飛騨市河合町
肩書: 紙すき職人
葬儀: 2022年12月26日
会場: JAひだ葬祭センター古川
岐阜県飛騨市古川町是重2−2−10
備考:25歳で和紙農家に嫁いで以来、800年以上継承されている山中和紙を古くからの製法で手仕事によって作ってきた。原料のコウゾの栽培から表皮の削り取り、「雪さらし」と呼ばれる地域独特の漂白、冷水の中でのちり取り、紙すきまで全工程を担った。地元の河合小学校の児童が自らの卒業証書を用意するために行う紙すきも指導してきた。2017年には国の「現代の名工」に選ばれ、18年には黄綬褒章を受章した。
54歳の昭人さんも17歳から山中和紙作りをしており、作業は家族も手伝う。一枝さんは生前に「大事な紙すきを守っていかなければいけないと思い続けてきた。家族が後を継いでくれてうれしい」と語っていた。
参照:
・ 山中和紙の職人・柏木一枝さん死去 現代の名工

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