[おくやみ]橘家円蔵 氏(落語家)81歳 2015年10月7日逝去

[お偲び] 橘家円蔵 氏(落語家)

橘家円蔵(たちばなや・えんぞう)氏
生誕: 1934年4月3日
命日: 2015年10月7日 3時30分
(東京都内の病院で)
年齢: 81歳
出身: 東京都
肩書: 落語家
備考:本名は大山武雄(おおやま・たけお)。葬儀は近親者で施行。
1952年に先代の7代目橘家円蔵に入門して竹蔵。55年二つ目に昇進し、升蔵を名乗った。前座時代には大師匠である昭和の名人、八代目桂文楽の内弟子もつとめた。65年、真打ちに昇進して5代目月の家円鏡を襲名した。古典落語に独自の演出を施した高座で売れっ子となり、古今亭志ん朝、立川談志、三遊亭円楽とともに、若手真打ちとして「落語四天王」と呼ばれた。独特のしわがれ声と速いテンポの話術でテレビやラジオで活躍した。テレビでは「お笑い頭の体操」「やじうま寄席」などの番組で活躍。ラジオでは「談志・円鏡歌謡合戦」(ニッポン放送)で立川談志さんとナンセンスなギャグの応酬を繰り広げたほか、「午後2時の男」(文化放送)など昼の番組を長く務めた。焼き肉のたれや眼鏡洗浄剤などのテレビCMでも知られた。高座では愛敬とサービス精神に満ち、相手を持ち上げる「ヨイショ」や、内弟子修業中に知り合った夫人の名前をネタにする「ウチのセツコが」で沸かせた。82年に8代目橘家円蔵を襲名。「死神」「らくだ」「火焰太鼓」「無精床」などの古典を得意とし、近年は寄席を中心に活動した。73年放送演芸大賞。落語協会相談役。
参照: ウィキペディア
・ 落語家の橘家円蔵さんが死去
・ 落語家の橘家円蔵さん死去 「ヨイショ」が決まり文句
・ 訃報:橘家円蔵さん81歳=独自の演出、「落語四天王」

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